No.159【最強のゴール設定方法”MACの原則”】

 

お世話になります!
山本です。

お久しぶりですね♪


心配していただいた方やまた記事を投稿してほしい!って方々も多く

スミマセン!
お待たせしました!って感じです。

不定期でイベントの話やこういう心理学のはなしは配信していくので引き続きお楽しみいただければと思います。


そういえば新年も明けましたね。
皆さんは新年の豊富はたてたりしましたか?

今回はちょっとそれに関連つけて
科学的に最有力とされるゴール設定方法【MACの原則】を紹介しようかと


よくいうゴール設定方法っていうと
現状の外側に設定しましょう!とか
具体的にしましょう!とか
ゴールを達成したあとになにがあるか考えましょう!みたいな感じで


まあ色々あると思うんですが

今回の【MACの原則】は
きっちり統計や裏付けのある原則なんできっと皆さんにも役立つと思います。

 


これはアイントホーフェン工科大学によるメタ分析によるもの。


メタ分析というのは
世の中にある複数ある先行研究の結果を統合し、さらに分析をして結論を見いだした、所謂「論文の論文」ってやつです。


このアイントホーフェン大学は高い評価を与えられている38の論文を集計しメタ分析を行いました。


そうしてもっとも高い精度で得られたゴールの設定方法が【MACの原則】です。


じゃあ
MACの原則】ってなんぞやというと

M=Measurable(測定可能性)
→目標が数値化できるか?
A=Actionable(行動可能性)
→目標までの道のりや手順を正確に書き出せるか?
C=Compertent(適格性)
→目標を達成することが自分の価値観に基づいているか?


の3つの要素から成り立っておる段取り方法であります。


使い方はいたって簡単。
以上の3つの視点から「取り組むべき目標なのか?」をチェックしていけばオッケイ。


たとえば
「ダイエットを成功させる!」

ならば
M=Measurable(測定可能性)
→いつまでに、何キロの減量するか?どのズボンをはけるようにするか?体脂肪率は何%にするか?等ダイエットの成功の基準や定義を明確にする。

A=Actionable(行動可能性)
糖質制限や炭水化物ダイエット、食事制限やファスティング等のメソッドから最適なものを選び、メンタル維持のための施策や感情コントロールの方法、万が一想定外のケースが起きた場合のトラブル対策等を明確にする。

C=Compertent(適格性)
→自分がダイエットに成功したときに回りにどういう影響を与え自分の調子がどう変わり、どう喜ばしい事態に繋がるのか考える。


といった具合

より明確に価値観に近づいたような感じですよね。

MACの原則】の優れているポイントは具体性のみならず
その人の価値観が合致しているかも見通せる点です。

いくら具体的でも、そのゴールを達成したときの自分の喜びや成果がなければ人は行動しないものです。

特に感情が人にはあるので、納得感のある価値観がわかっていないと継続する意味を見失ってしまうものです。

 

ちなみに【MACの原則】を施す上で注意点としては、1つ1つの要素が埋まっているからと安心しないこと。

いくら価値観に沿っていても、具体的じゃないと行動しないし
価値観が明確でないならやる気も起きないでしょう。


すべてを満たすことを大前提とし、納得感ある答えが導かれてこそ真の成功するゴール設定となります。


てな感じで三位一体で活用することで多大な成果をもたらしてくれそうなメソッドなので

新年の豊富設定の見直しとかにつかってみてはいかがでしょうか?