No.165【銃がそばにあるだけで人は攻撃的になる!?】

 

お世話になります!
山本です。


サスペンスとか見てて

「なーんでこんなつまらんことで、殺人とかしちゃうかなー」


ってことありません?


ついカッとなって、、、
みたいなやつ
コナンとかでもありますよね。

どうやら人間は銃がそばにあるだけで攻撃的になるということが分かっているようですのでご紹介。


これは心理学者レナード・バーコウィッツらが行った実験によるもの。

男子学生を2人1組にして、相手を怒らせるという条件のもとでお互いに電気ショックを与え合うという結構過激なものです。

(尚、このときの2人のうち1人は実験サイドの仕込んだサクラです。)

相手の報復反応を見るべく2つの実験を行います。

1つめは被験者に1回電気ショックした場合と7回も電気ショックをした場合

2つめは電気ショックの回数は変えないが、電気ショックの機械の前に銃を置く場合と置かない場合


で実験したんですが


2つの実験とも被験者が相手に電気ショックをする強さが大きくなった!

という結果に。
すなわち、相手から受けた攻撃の回数が多かったり
あるいは銃が見えているとき等相手にダメージを与える武器があるときに人はより攻撃的になる!

っていうことでございましょうね。


よく、サスペンスとかたまにニュースとかでも

夫婦喧嘩のもつれで、カッとなって包丁で刺してしまった

とかあるじゃないですか。


カッとなったから包丁を手に取り刺した

というのはこの場合誤りで

包丁が近くにあることでより攻撃的になり刺してしまう(近くに包丁がなければ事件はなかったかも)

ということが当実験でも言えるかと思います。


日本は銃刀法あるんで普通に生きてれば武器になるものはないでしょうが

くれぐれも険悪な雰囲気のときに包丁とかが見える場合はお気をつけください。