No.129【相手の感情を理解したいなら相手と同じ表情をしよう!】
お世話になります!
山本です。
相手の感情が分かればいいのに!!
って方は多いと思います。
実は最新の心理学によると相手の感情を把握するのはそんなに難しくなかったり。
というのも、最近じゃ感情と筋肉の動きは結構密接に繋がってるよね
なんて言われてたりするもんでして。
今回はそんな裏付けの話をご紹介。
これはウィスコンシン大学の社会心理学者ポーラ・ニーデンタルが行った研究。
No.126【何かを考えたときに、筋肉も動いてるぞ!っていう研究】
https://weeeeenn.hatenablog.com/entry/2018/10/15/231531
の続きに当たる研究です。
ざっくり結論だけいうと
・脳の感情を司る部分は、表情や体の動きから合図を受け取ってるし、体や表情も脳から合図を受け取ってるのが分かったよ。
って感じ。詳しくは上からご覧ください。
本実験ではまず学生たちにあるビデオを見せます。
どういうビデオかというと人が幸せな顔、悲しい顔、怒った顔、楽しそうな顔、という感じで様々な表情をつくるっていう内容です。
で、学生には顔が変化したらそれぞれの表情に適応したボタンを押すように、あらかじめ言っておくんですね。
そして学生を2グループに分けてそれぞれ下記の指示をします。
①ビデオの中の人物の顔を自由にまねていい。と指示
②上唇と歯の間に鉛筆をはさませ、表情筋が動かないようにさせる。
そんな感じで、ボタンを押す速さを比べたんですよ。
すると、結果は
・キーボードのボタンを押すのは、自由に登場人物の顔をまねていいと言われた学生たちのほうが、格段に速かった!!
という感じに。
つまり、自分が表情の筋肉を動かすことで、相手の表情を理解し感情を理解出来るのが人間ということであるとのこと。
てなると、無表情や無愛想なんて言われる人は要注意なんじゃないでしょうか。
ニーデンタル博士曰く
「あなたが微笑むと、世界中があなたと一緒に微笑む」
なんて素敵なコメントをしてます。
てな感じで、相手の気持ちを理解したいなら相手と同じ表情をするのがてっとり早いかもですぞ。