No.106【睡眠の質を高める、簡単メソッド】

 

お世話になります!
山本です。

睡眠って大事ですよね。
ってよくこのブログでも書いてます。


今回の睡眠質改善メソッドはかなーり使いやすくてオススメなやつですのでご紹介。

 

これはベイラー大学の実験で、57人の学生が対象のもの。

1週間程度、睡眠の質や入眠の速度を脳波測定等により調査したんですね。

 

実験の際には、下記のような2つのグループに割り振ります。

①寝る前に5分だけ「次の日にやらなきゃいけないこと」を紙に書き出す
②寝る前に5分だけ「今日または前日に終えた作業」を紙に書き出す

 
よく紙に書くことを推奨してる私ですが、ここでも紙に書くことが実験の主軸な感じですね。


(No.24【とにかく紙に書くんだ!がいい理由】
https://weeeeenn.hatenablog.com/entry/2018/07/05/170531 参照)

すると結果は、、、
・①寝る前に明日のToDoを書き出した人は、眠りにつくまでの時間が平均で9分ほど速かった!!

 とのことです。
9分という数字は、睡眠薬を使った時の寝入りの良さと同じレベルだったりします。

つまり、次の日の予定の書き出しには薬と同じぐらいの効果があるということが伺えるわけです。


研究者いわく、
「1日を通して、私たちの頭の中にはいろいろな思考が巡っている。そのうち、いくつかはひたすら頭の隅に残り続けてしまう。


しかし、物理的に紙に書き出す行為は、隅に残った思考を少しだけ頭の外に追い出してくれる。おかげで、思考のポーズボタンを押したような効果が得られるのだ。


実験の結果を見ると、ToDoを書き出したグループは頭の興奮が減り、ネガティブな思考を何度も考えて不安になるような事態をまぬがれたようだ。寝る前のネガティブ思考ほど睡眠に悪影響を与える要素はない。

寝床に入って2分以内に眠りにつけない人には、手っ取り早いフィックスになるだろう。」

 

とのこと。まだ終わってないタスクを書き出すと、脳が余計なことを考えづらくなるんで休まるのが早くなるってことでしょうな。

 

眠れない!って人は紙とペンを取り出してみてくださいな。