No.62【眠くない!?なら起き続けよう!(!?の科学】

 

お世話になります!
山本です。

睡眠の質は大事ですよね。

ただ睡眠の質を保とうにも、寝ようと思えば思うほど寝付けない!
なんてお悩みをお持ちの方も多いと思います。


そんなあなたへうってつけなのが、「とにかく起き続けよう!と頑張る」のがオススメ

なにいってんだこいつ?
とお思いの方もおられると思いますがちゃんと根拠もありますので
そんな話をご紹介。


これはグラスゴー大学の実験で、参加者は不眠症の患者さんたちが34人。
全員を2つのグループにわけたうえで、それぞれ以下の指示を14日間にわたって実行してもらったんですね。

 

①どうにか眠れるように頑張ってもらう
②できるだけ起き続けるように頑張ってもらう


全く真逆のことをそれぞれの被験者にやらせるという感じ。


んで結果は
・起き続けるように頑張った参加者ほど、結果的に眠りに入るスピードが速くなった!

ということです。すごいですね。


これは、どういうことかというと
寝ようとするために頑張る→頭が逆にそこに向けて冴えてしまってどんどん寝れなくなる

起きようとするために頑張る→起きようと頑張る行為が過去の眠さと戦ってたときの感覚と紐付いて、眠くなる錯覚を起こす。
また、寝るという行為のために頭を使わないから結果的にリラックスモードに入りやすくなる。

みたいな感じの現象が起きると。


これは心理学的には「逆説思考」と呼ばれるテクニックだそうで、ポイントとしては、

・できるだけ目を閉じないようにする
・横になる以外は何もしない(TVやスマホは絶対NG)


の2点が大事とのこと。


まぁ、根拠も納得できますし、眠れないときは試しにやってみてください。