No.61【運動がいいのはわかった!じゃ、逆に運動しないとどうなるの??の科学】
お世話になります!
山本です。
頭を良くするにも、影響力を及ぼすにも、マイナスの感情を解消するにも
体を動かす、即ち運動がいいよとはいつもいっつも言っている私です。
じゃあ逆に体を動かさないとどうなってしまうのか気になりませんか?
ということで身体を動かさない!がどういう影響を受けるのか?を調べたというお話があるのでご紹介。
これはミラノ大学などが行った動物実験によるもの。
マウスの後ろ足を縛って28日ほど放置したんですね。エグい。
そして28日後にマウスの脳機能を調べたというものです。
身体の動きを制限されたマウスの変化を見た実験て訳です。
で、マウスたちにどんな変化が現れたかというと、
・足を動かさなかったマウスは、自由に動けたマウスに比べて70%も神経幹細胞が減って脳機能が大幅に低下した!
とのこと
神経幹細胞ってのは新しい脳神経を作る役目を担ってますから
つまり
神経幹細胞が減る
↓
新しい神経ができない
↓
脳が死んだ神経だらけになる
↓
脳が働かない!(!?)
といった具合、マウスの実験としても中々エグい内容です。
この結果について研究チームは
「神経系の健康は一方通行ではない。たんに筋肉に対して「持ち上げろ」や「歩け」といった命令を出すだけではないのだ。
人間が体を動かすように設計されているのは偶然ではない。歩き、走り、しゃがみ、物を持ち上げる。すべてに足の筋肉が必要だ。
病気の人や宇宙飛行士のように、筋トレができない人は、たんに筋肉を失うだけではない。細胞レベルで化学反応が変わり、神経システムにも大きなダメージが起きるのだ。」
ということです。
なんで運動をしないこと
とりわけ、足を動かさないことってのが物凄く脳にもよくないことがよくわかると思います。
座って作業する時間が長い人や、寝たきりでゲームしちゃう人は脳機能を損なうことをしてる恐れがあるよって感じですので
立って勉強する
歩きながら本を読む
スクワットをする
等を生活習慣に取り入れてみるのがいいかもしれませんね。