No.60【悲しい感情にも使い道がある!?】

お世話になります!
山本です。


悲しい気分になるときって誰にでもありますよね。


実は私、昨日奥歯ががっつり欠けてしまってちょっと落ち込んだ次第。

皆さんも悲しみの感情は色々発散方法等を各々お持ちだと思いますが
悲しみの感情との付き合い方を間違うと鬱になってしまったりするので適した付き合い方を考えたいところ。

というところで最新の研究では、悲しい気分のときほど"人は冷静な意思決定が出来る"とあります。

それにまつわる話をご紹介


これはオーストラリアのニューサウスウェルズ大学の社会心理学ジョー・フォーガス氏によるもの

実験内容としては
被験者を下記2つのグループに分けまして
①被験者に死とガンについての短編映画を見せ、憂鬱な気分になった状態にする
②なんも行わない平常状態

で、様々な意思決定テストをしたんだそうです。

すると結果は

①の憂鬱グループのほうが
・過去の出来事や、噂話の正確さについての判断力が高くなった!
・人を思い込みで判断しなくなった!
・算数的な問題でのミスが少なくなった!



冷静かつ公平な判断力が向上したということでございます。


フォーガス氏曰く 
「悲しみが人を注意深くして、細部に関心を持たせ、焦点を合わせやすくする」

と述べております。


結構意外な結果ですが
憂鬱な感情の根元は生物の生存のための防衛本能であるということも言われてますし、間違いではなさそうです。


悲しいとき!→冷静になにかを意思決定する時間!

と考え方を切り替えて、今抱えてる仕事やお部屋の整理してみるのもいいかもですね。