No.118【行動しろ!ってよく聞くけど、脳にはめっちゃいいぞ!】

 

お世話になります!
山本です。


FacebookとかLINEのタイムラインを見てると


「行動しなきゃ成功しない!」
「やっぱり行動することが大事!」
「いつまでも行動しないでいいの?」

的なコラムや話を良く見ます。


まぁ、確かになー。
とは、私も思うところですが

そもそも"何故行動することが、良いのか?"という科学的な根拠を知りたい方も多いことでしょう。


てなわけで最新科学においては「行動することは脳にめっちゃいいぞ!」と言われてるのでそのお話をご紹介。

 

これはアリゾナ州立大学のアート・グレンバーグ博士が行った実験によるもの。

「体動かしたほうが学びも深まるんじゃね?」
てな感じの仮説をもとに

子供を対象に、文章を読む練習と称して実験を行ったんですね。

 

ちなみに文章はこんな感じのお話

【農場の朝食】

家畜にエサを食べさせるのが、ベンの朝の仕事です。

ベンは干し草を穴に押し込みます。(緑のライト着く)

ヤギは干し草を食べます。 (緑のライト着く)

ベンはニワトリの産んだ卵を取り出します。 (緑のライト着く)

ベンは卵を手押し車に載せます。 (緑のライト着く)

ベンはカボチャを豚に食べさせます。 (緑のライト着く)

家畜たちはお腹一杯で幸せです。

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てな感じです。


んでこの文章を読むときに2つのグループに分けます。

①行動しながら読むグループ
具体的には
・声に出して読む

・緑のライトが着いたら、おもちゃでその読んだとこの状況を再現する

のような感じ。

②繰り返し読むグループ
具体的には
・声に出して読む

・緑のライトが着いたらその箇所を繰り返し読む

 


そんで各グループを比較するんですが
結果は
・①の行動したグループは、②の繰り返したグループよりも内容をよく理解していた!!
・更に①グループは7日後のテストにおいても、内容をよく覚えていた!!

ということだそうで


グレンバーグ博士曰く
「文章を読んで行動で内容を再現した子供達は、行動により脳が刺激されたためより鮮明に記憶が残った。」


とのこと。


また別の話でも、【蹴る】という単語を読むと、脳の運動野の中の足を動かすときに活性化する部位が同様に活性化するというのも分かってるようです。

 

つまり、行動することで脳が活性化され、記憶や理解を助けるため成長するのも早くなる!

ってのが言えてしまうと。

 

てことは逆に、頭で考えてる!や、ちゃんと計画を練ってから!とか、自信がないから準備したい!とかは

頭を使ってると言われるものの
実は行動してる人よりは頭も使われてないんじゃね??

と言えてしまうのかなとも思います。

非常に辛い現実ですが。


ですから、何かを学びたい!何かで結果を出したい!

ってときこそ動いて見ましょう。
そうすることで脳も活性化されますんで。