No.109【最強のコミュニケーション術!「根拠はなくても褒め通す!」】
お世話になります!
山本です。
人って褒めるっていう行いができるじゃないですか。
これ素晴らしいことだと思うんですね。
他の生物には出来ない高等技術ですし、気持ちをとても簡単に前向きにすることが出来ますからね。
「でも人を褒めてお世辞だと思われるのもやだな」
って方も中にはいて褒めるのにちょっとした抵抗のある方もいるはず。
そんな方に心理学では、根拠は無くても褒め通す!のがいいよと言われてるので紹介します。
この実験はノース・カロライナ大学のデビッド・ドラックマン博士が行ったもの。
124名の男子学生を3グループに分けて下記のパターンで会話をしてもらいます。
①現実とは違っても、プラスのこと=お世辞を露骨なくらい言い切る
例→ダサイ感じの人でも「本当にAさんはおしゃれ!時代がAさんをおっかけて行ってる感じですよ♪」
②根拠のあるプラスのことだけ言う
例→お洒落な人には「Bさんはステキな洋服を来てますね。」
③マイナスなことしか言わない=お世辞をまったく言わない。
例→「Cさんて髪型のセンスないですよね」
一見すると②番グループが一番まともそうですよね。
しかし
結果は面白いことになりまして
・好感度が高かったグループは①→②→③の順だった!!
・根拠のないことであってもとにかく言い切った①グループが最も好感が得られた!!
とのこと。
面白い結果ですよね。
何故こうなるのかというと
基本的に人は褒められたい生き物です。
そして人から言われた根拠のないことも、言い切られてしまえば
「あ、そういう一面が俺ってあったんじゃね?」
っていう風に
まだ見ぬ一面を褒められたんだという風に錯覚して嬉しくなってしまうんですね。
謙遜は当然しますけれども、それを上回るエネルギーで言い切ってしまうと寧ろ感謝されます。
あと逆に②の根拠のあるプラスを褒めるのは
「まぁ、他の人にも言われてるしぃ?」
ってなりがちなのもポイント
当然褒められたら嬉しいですが、他の人と同じところを褒めると、印象には残り辛いのかなと。
だから根拠なくてもとにかく褒め通す!のがいいわけです。
「いやでも謙遜されちゃうと、それを上回るの難しいや」
って方もいるでしょう。
まぁ、言い切るときのオススメもあげるとしたら
「あの孫正義さんも言ってましたが~」
「心理学的にも~」
「テレビの特集で~」
とかを前につけるのもいいかもですぜ。
まぁ、褒めるは最高のコミュニケーション手段ですから、とにかくなにを褒めるにしてもがっつり褒め通しましょう。