No.96【続きが気になって眠れない!を有効活用しようの科学】
お世話になります!
山本です。
ドラマとか、続き気になっちゃいますよね。
全て完成されたものよりは未完成でまだ続きがあるもののがなんか記憶に残ってしまうのが人間だったりします。
というのも心理学においては、
未完成のもののが記憶において優先されるよ!っていうのを
という心理法則によって説明されてたりするんですね。
知っとくと便利なんで、ツァイガルニック効果についてのあれこれと具体的な使い方等をご紹介。
この「ツァイガルニック効果」
ロシアのクルト・レヴィンという人が「目標が達成されていない場合は緊張が持続するが、目標が達成されると緊張が無くなる」
ということを軍隊を見て言ったのを
それを心理学者ブルーマツァイガルニック博士が実験や調査により証明したんですね。
具体的には、被験者を下記の2つのグループに分けて簡単な課題をやってもらうんですね。
①最後まで課題を完了させる!
②完了しそうになるとストップを掛けて次の課題に移らせる!
因みに課題は計算問題とか、単語の暗記的なやつです。
そして、全てが終わった段階で、「今やった課題の中にはどんなものがあったのか?」について質問するんですが
すると結果は、、、
・最後までやらせてもらえなかったグループの方が約2倍の数の課題を答えることができた!
2倍はなかなか、、、ですね。
ってところからツァイガルニック博士の名前を付与して「ツァイガルニック効果」と名付けられました。
この「ツァイガルニック効果」は
学習や仕事、はたまたビジネスや恋愛等のコミュニケーションにおいても幅広く使えてしまうんですが
私も多用してます(笑)
例えば学習とかでいうと、
時間をくっきり区切って読書とかマインドマップとか書いてるんですね。
25分作業5分休むみたいな
そうすると、時間が明確になってるんで余念なく作業に打ち込めますし
余念なくやっててもアラームがなると、未完の状態で終えなくてはいけないんですが
全て完了させるよりも、頭んなかで復習や続きを想像しやすかったりしますね。
みたいな。
コミュニケーションにおいては
様々なスキルや知識を持ってる私ですが、敢えて催眠術とか速読術的なのは全てやらないか、次回やろうね的な感じにすることが多いです。
その方が印象に残るかなと、敢えてしてたりします。
私自身が実用してるのは主にはそんな感じですが
「まだ終わらない!
続きがあるんだ!」
と思わせるのがポイント。
ということで、敢えて完了させないで未完のままで終わらすのもたまに使ってみましょう。