No.38 【締め切りギリギリになっちゃう?それパーキンソンの法則じゃない??】
お世話になります!
山本です。
皆さん社会人だし、それ相応に色々タスクを抱えてらっしゃると思います。
そんな自分のタスクと向き合うときに
"あとでやろう。""明日やろう"
ってなってしまうことがあるかもしれません。
じつはこの明日やろう現象についても心理学の世界では有名な法則によって述べられてたりしまして。
"パーキンソンの法則"なるものがあるんですね(パーキンソン病じゃないよ)
パーキンソンの法則を知ることで、あの明日やろう現象の解決に役立つかもしれませんのでルーツと合わせてご紹介。
パーキンソンの法則は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作の中で提唱された法則であります。
パーキンソン氏は以下の2つの法則を提唱されまして
■第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
■第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
いずれも本質的ポイントは同じなんですけれども
わかりやすいのが
「夏休みの宿題」ですね。
夏休み最終日に慌てて宿題を終わらせる
なんて経験をする人が多いのも
このパーキンソンの法則で説明できます。
夏休みが終わる1週間前になって慌て出すという。
1週間でできるのなら最初の7月の段階でやってしまえばあとはのびのび自由な時間を有効活用できるのに、なぜか期限ギリギリまで使ってしまいますよね。
この法則は、パーキンソンが
当時の英国の官僚制を幅広く観察した結果に基づくものでして
英国の規模縮小が続いている最中なのに、なぜか役人が増え続けて
はて?と思ったんでしょうな。
結果として官僚制内部の総職員数は、なすべき仕事の量の増減に関係なく、毎年5-7%増加したとか
これに対しパーキンソンは
官僚達の
1.部下がほしいっていう承認欲求
2.仕事をしているように見せかける
余計な仕事を増やす行為
のような要因があったのではと指摘しています。
このことから言えることは
人間は本質的には怠惰な生き物ですから、きちんとした目的がないとパフォーマンスが落ちてしまうよねってことですね。
パーキンソンの法則の対策としては
"目的を明確にする!"
"期日を設ける!"
"今の自分の現在地を把握する!"
などがあげられるかなと。
とにかく終わりが見えない、、、。感を緩和するのが大事です。
パーキンソンの法則を理解し、締め切りに追われない自分を作りたいですね。