No.80【自分の印象をよくする科学的な方法】

 

お世話になります!
山本です。


自分の印象をよくしたいですよね。


服装だの言葉遣いだのあらゆる手法があらゆるビジネス書とかに書いてあります。
そりゃあ印象がよくなればコミュニケーションもスムーズに運びやすいですからね。


というところで、最近の科学じゃよい印象を与える要素を述べられてたりします。


人間の仕組みに即した超科学的かつ合理的な印象構築の原則をご紹介。

 

これは心理学者のエドワード・ソーンダイクが実験をして得た結論により導かれたもの。

ある軍隊で行われた実験で
まず部隊を率いる隊長たちに、 部下たちの能力を評価するように依頼するんですね。


具体的には部下それぞれについて
①運動能力
②知力
③リーダーシップ
などを評価してもらうんですが


評価してもらったあとに
「あなたはどうやって部下を評価しましたか」

隊長に聞きます。


すると結果は
・隊長たちは皆、
「公平に客観的に評価した」
「能力を総合的に判断した」
などと答えた!

・しかし、実際の評価を分析してみると、何かーつ際立って優れた点を持っている人は、すべての要素について高い評価を与えられていた!!


例えば知力が高い人は体力やリーダーシップも高く評価される傾向がある。
リーダーシップが高い人は知力や体力も高く評価される傾向がある。

みたいな感じです。

これはもちろん、 見た目の特徴も同様でして。
体格がいいなど、 見た目で際立った好印象を与える人も、総合的に優秀と評価されていました。


このことより人間には、
目立つ1つの特徴によって、相手の全体像を想定して思い込むという特性があるということです。
生物として進化するにあたって、全てのことで判断するより、

脳のエネルギーを節約するために、際立った特徴だけを得てある程度危険かどうかや自分に利益になるかどうかを一瞬で判断するように進化してきたようです。

逆に言うと、人の評価は際立った、たった1つの特徴で決まってしまうと。。。

 

聞いたことある方もいるかもしれませんが、これが心理学で言われる「ハロー効果」と呼ばれるものでして、エドワード氏が提唱されたものです。


ということでですね。

 


なんでよい印象を与えたいなら、短所を改善してバランスよくなるより、自分の強みや自分のアイデンティティーをさらに伸ばしていっちゃいましょう。