No.70【俺いそがしいわぁアピールが有効なケースとは!?】
お世話になります!
山本です。
俺忙しい、、、私忙しい、、、
皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。
最近の仕事術的な本では忙しい=仕事出来ない人である
という考え方が増えて来てまして
最新の論文や調査においても
自分を忙しいと感じる人はそうでない人と生産において違いがそんなにないという、ちょっと残念な結果が導かれてたりもします。
では何故人は忙しいアピールをするのか??
その答えになりうる実験がありまして、それに纏わるお話をご紹介。
これはハーバード大学の研究によるもので
「忙しいアピール」について深掘りしてたもの。
研究チームは被験者に対して2種類のFacebookのアカウントを見せたんですね。
①仕事の書き込みが多いアカウント
②バケーション系の話が多いアカウント
皆さんのFacebook等のSNSにおいても、上記に該当するユーザーはおられるかと思います。
さて、そのうえで全員に「この人たちをどう思うか?」を採点してもらったんですね。
結果は、
・仕事の量が多くて忙しそうな人ほど「有能で地位が高い」と思われた!
・研究者が「この人は仕事が遅いだけなんです」と教えた場合でも、参加者の考えは変わらなかった!
という傾向だったそうで
研究者が有能じゃないよと言っても、意見を曲げないってところがなんとも面白いところですねぇ。
研究者曰く
「これらの実験でわかったのは、忙しくて遊ぶヒマもない人たちに対して、私たちはつい「地位が高い人なのだ」と思ってしまう傾向があるということだ。」
つまり、逆を言えば超有能であっても暇をもて余してる人間に対しては、「こいつ無能なんじゃね?」って人は反射的に思ってしまうということだったりするってことらしいです。
忙しいアピールがいい訳はつまりこういう見てくれのところにもあるわけですねぇ。
自分有能だよという印象を与えるのに忙しいアピールとかするのもありかもしれませんね(笑)