No.35【期待されるとパフォーマンスがあがる!】

 

お世話になります!
山本です。

期待されると頑張る!頑張りたくなる!

というのは誰しもあるかと思います。

 

実は今の心理学では"期待されると頑張りたくなる!"を有効活用しよう!

という考えが一般的で


期待に答えようと頑張る心理法則【ピグマリオン効果】と言うのがあります。

 

上手く活用することで、意のままに他の人を心理誘導してよい方向にも導くことができるものになりますので、紹介します。


ピグマリオン効果は、1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という考え方によるものです。

実際に行われた実験では
下記の2つのグループに分けたんですな。

「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」
「成績の悪い生徒達を集めたクラス」

て感じ


で、それぞれのクラスの担任に逆のことを言ってクラスを担当させます。

 

つまり
①「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」
 → 担任に「あなたが担当するクラスは成績の悪い生徒のクラス」だと告げる
②「成績の悪い生徒達を集めたクラス」
 → 担任に「あなたの担当するクラスは成績の良い生徒のクラス」だと告げる


という状態を作ったんですね。


その結果
「もともと成績の良かった生徒達のクラス」の成績は下がり、「もともと成績の悪かった生徒達のクラス」の成績は上がった!


という面白い結果となったんですよ


このことから、期待と成果の相関関係について、「人は期待されたとおりの成果を出す傾向がある」という結論が導かれました。


ということで、
期待感というのが人間のモチベーションに深く関わっており、パフォーマンスが上がることが言えると思います。

頑張って欲しい人に期待していると投げ掛けてもいいですし、自分自身に期待をすることも有効であると別の文献であります。


ピグマリオン効果】を知り、期待のエネルギーを有効活用したいですね。