No.153【ボトックスでネガティブになりづらくなって鬱を改善させるかもしれないぞ!!】

 

お世話になります!
山本です。


筋肉と脳機能が密接にリンクしてるぞ!ってよく言ってますが、

 

実はそれを応用することで、マイナス思考を遠ざけ鬱を快方に向かわせることができるんだとか。

そんな話をご紹介。

 

これは心理学者のデビット・ハヴァス博士らによる研究によるもの。

 

ボトックス初体験者を対象に施術前、施術後に簡単なテストを行ったんですね。
(ボトックスってのは皮膚の下に注入することでシワを消したりするやつです。)


具体的には以下の文章を読んでもらうって感じなんですが


①「恋人の待つ部屋に向かって階段をかけ上った」(ポジティブなシナリオ)
②「誕生日なのにメールが一通もこない」(悲しいシナリオ)
③「頑固なひとと口論になってドアをバタンと思い切り閉めた」(怒りのシナリオ)

 

んで
参加者には知らせずに、それぞれの文章を読む速度を計測します。


これは、文章を読むスピードは過去の経験や感情と文章がどれだけリンクするかで決まるという前提があるからでして

つまり、慣れ親しんだ経験や感情だと読むのが早いんですね。

 

そんで結果は
・ネガティブな文章を読む場合だけ大きく遅くなる傾向があった!!


だそうな。


これはネガティブなときには、眉間にしわがよったり口が"ムッ"となったり等の表情を人は作るんですが


ボトックスによって

表情がつくれない=感情が動きづらくなる=ネガティブな感情を作りづらくなる=ネガティブになりづらくなる!!


ってからくりであるからだそうです。


つまり、ネガティブな表情からネガティブになるよね!と言えるわけなんですね。


まぁ、いきなりボトックスを注入しろ!と言われても難しいでしょう。


なんでネガティブは表情の変化から来るとざっくり理解していただければいいと思います。