No.72【キッチンタイマーだけで脳のパフォーマンスを高める技法とワケ!】
お世話になります!
山本です。
自分の意志で決断をする回数は少ないほうがいいよなぁと思う今日この頃です。
脳は決断でエネルギーを食いますし、情報化社会なんで決断の機会が非常に多いため余計なことでエネルギーを使わないことがハイパフォーマンスに繋がるのかなと思ってます。
さて、そんな折に見つけたお話。
キッチンタイマーで意志の力を節約してパフォーマンスを高める!という話のご紹介。
これはコロンビア大学が考案した手法で、「タスクシフト」と呼ばれる技法。
どういうものかというと
"あらかじめ複数のタスクを切り替える時間を決めておく!"
という技法でして
これは実験でも効果が確認されています。
具体的な実験では
被験者を2グループに分けてで複数の作業に取り組んでもらいました。
①前もって決めた間隔で、 定期的に2つの作業を切り替える。
(例:ひとつの作業を10分やったら2つ目の作業に移る)
②自分の意志で自由に2つの作業を切り替えられる。
みたいな。
ルール付けするか、自由にやるかの違いですね。
その結果は
①グループのほうが仕事のパフォーマンスが高まり、より良い沢山のアイデアを生み出すことができた!
とあります。
これについての見解は
「この現象は、気まぐれに作業を切り替えるよりも、「次の時間が決まっている」おかげで脳が安心するせいで起きる。
その結果、作業を切り替えても時間が細切れになった感覚が起きず、安心して作業に打ち込める」
ってことらしいです。
つまり次の時間になればっていうルール付けが脳を安心させてくれるんですねぇ
この見解には大いに納得です。
尚、区切る時間は基本的に自由でいいんですが
オススメは
10分~30分くらいがよいかなと
人の集中力の継続時間が大体そんなものなので
色んな仕事や思考をするときには
意志の力を節約し、脳が安心する
タスクシフトを是非お試しください。