No.25【重要な決断は朝に引き出せ!の心理学】
お世話になります!
山本です。
皆さん、朝についてどうお考えですか?
朝は起きるのがしんどい、、、眠い、、、
という方もいれば
朝はスッキリした状態で仕事が出来ていい!
という人もおられるかと思います。
実はですね。昨今の心理学の世界じゃ、朝に重要な決断を引き出す交渉をするといいんじゃないか!?との見解が述べられてたりするんですね。
ということで重要な決断をどのタイミングだとしやすくなるのか、研究した記事をご紹介。
それはスタンフォード大学のジョナサン・レバブとベン・グリオン大学のシャイ・ダンジガーが行った実験で
イスラエルの刑務所において下される仮釈放の決定について調査したんですって。
そんで1年間で下された1100件以上の決定を分析したところ、あるパターンが浮かび上がってきたと、、、。
なにかといいますと
イスラエル刑務所においての仮釈放された受刑者の比率を計ったみたいなんですが
受刑者がイスラエル系であるかアラブ系であるかといった民族的背景や罪の重さではなく、
"何時に仮釈放審問を行ったのか"
が全ての要因であることが判明した!
とのこと。
なんでも、仮釈放が認められたのは全体の約3分の1ほどで
仮釈放が認められる確率は1日のなかで時間帯により大きなばらつきがあったとのこと。
仮釈放が認められた比率は
午前中の早い時間に審問を受けた受刑者約70%
午後の審問を受けた受刑者は10%にも満たなかったんですって。
勿論看守側で取り決めがあったとかではないです。
仮釈放というのは看守にとって非常に重要な決断です。(危なげな人を仮釈放したら責任を問われるため)
それ故にとても決断力のいることなんですね。
確かに私が看守の立場でも夕方になれば
「今日は疲れたから~」
「眠いから~」
「ミスるわけにはいかない~」
とか思うだろうなぁと思います。
ですので、これを交渉事にて応用するならば重要な決断事のときは朝に打ち合わせのタイミングを設定したらいいですね。
午前中のすっきりした状態できっちり物事を決断してもらいましょう。