No.21【長時間通勤が心の負担になるって本当?】



お世話になります!
山本です。


私自身独立して早くも10ヵ月近くが立とうとしております。

独立後最初に感じた快適はといえば、朝の通勤ラッシュからの解放だった私ですが

心理学の世界においても通勤時間の長さが心に及ぼす影響について述べられてたりします。

今回はそんな話をご紹介。

 

①これは経済学者のブルーノ・フライ博士が1985–2003年にかけてドイツで行われた幸福度調査を分析したもの。

サラリーマン等を対象にした調査で「長時間の通勤がもたらすストレスの高さは、年収が40%アップしないと割に合わないほどだ」と断じたのだそうな。

 


②2011年にウメオ大学から出た論文によると
スウェーデンで暮らす18万人の夫婦の通勤時間について調査したものがあるんですが

結果としては
・夫の通勤時間が45分を超えると、離婚率が一気に40%も高くなった!

なんて感じらしく
家族関係にも深刻なダメージを残すことが証明されてます。

他にもこの件は様々な論文があるんですが
通勤時間が長い人ほど、睡眠が取れてない傾向がある。とか通勤時間が長いほど、肥満の傾向がある。等々、、、、

通勤時間が長いことが心を疲弊させてしまい意志の力が肝心なときに発揮されないという考え方がほぼ一般的な感じです。

 

さてさて、日本の通勤時間の平均は往復1時間17分(!?)なので、世界から見ても非常に多い部類になるわけですが、
ストレス大国や幸福度調査での低順位化は案外通勤が大幅にパイを占めてるのかも


なので、通勤時間を意図して短くすることで生活の質が向上するのは、これらの情報を見ていただければわかると思います。

通勤時間の短縮が難しい方は、如何にしてストレスを貯めないように通勤時間を過ごすかだとか、長い通勤時間を有効活用しようかだとかを考える必要がありそうです。