No.11【記憶力を3倍にする!科学的技術】

お世話になります!

山本です。


学習能力を無限大にしてやりたいと常々思う私です。

学習能力が高まることで、さらにアウトプットの質が上がりパフォーマンスも上がりますし、なにより楽しいですしね。

しかも最近読んだ記憶の本とかによると
サヴァン症候群(めっちゃ記憶力高かったりする天才のこと)はつくれる!って説が濃厚のようです。誰でもやり方次第で天才になれると

「私は頭が悪いー」という思い込みを一蹴するようなネタが多数ある世の中ですし、適した学習の仕方を心掛けていきたいところですよね。


さてそんな折に見つけた「記憶力を3倍にする方法!」なんて大それた論文が使えそうですのでご紹介。


これはアリゾナ大学の実験で、脳損傷の患者さん15名と、健康体の男女15名を対象にしたもの。

実験では、全員に以下の5パターンのテクニックを使って、24種類の形容詞(優しいとか美しいとか)を記憶してもらったらしい。

-①リズムにのせて形容詞を覚える

②形容詞の意味をじっくり考えて覚える

③形容詞の意味を自分に当てはめてみる(自分の性格は「優しい」より「おとなしい」だな…みたいな)

④自分が過去にその形容詞を実践したときのことを思い出して覚える(他人に「優しく」した時のエピソードとか)

⑤自分がその形容詞を実践している様子を想像する(他人に「優しく」してあげてる自分をイメージ)

いずれも記憶術としてなんかしら聞いたり試したりしてそうな内容ですねぇ。


因みに結果は、
⑤「自分が実践している様子をイメージ」の圧勝だった!
とのこと

実際は単語テストを行ったところ、「リズムにのせて覚えた」場合は平均が3.2ポイントだったのに対し、自分をイメージしたら9.3ポイントにはね上がったらしい。その効果値約3倍!!


この傾向は、脳に損傷を負っていても健康体でも、どっちのグループでも同じ。また、基本的には「自分」をからめたテクニックのほうが成績は高く、最低だったのは「リズムにのせて覚える」パターンだったらしいと。


当結果に対し研究者は
「多くの研究により、なにごとも「自分」にからめて記憶したほうが物覚えがよくなることがわかっている。」
と申されてます。


自分に絡める→"使いやすいなぁ、感触がやだなぁ、使うといいことがあるなぁ"等と感じる→感情に紐付いて覚えるから記憶がされやすい!

ってことなんでしょうね。

セミナーや本等で勉強をする!ってなったときには、自分が使ったらどうなのか!?
をイメージしながら覚えるといいでしょうな。


記憶力を3倍高めたい方にオススメですね。