no.17 【寝不足にはカフェインより階段!】
お世話になります!
山本です。
眠気ってやですよねー。
やらなきゃいけないことがあっても眠気があるとやる気もなくなってしまいますし
コーヒーやレッドブル等のエナジードリンクを飲むって手もありますが、好き嫌いもありますし
どうせなら更に手軽に眠気を飛ばす方法が欲しいなと言うところでありましょう。
というところで「眠くてやる気が出ない?なら階段をのぼれ!」っていうおもしろい論文がございまして、紹介します。
これはジョージア大学の実験で18人の女性が対象。平均の睡眠時間が1日6時間半より下で、いつも寝不足でヘロヘロな人を選んだと。
ほんで3日ずつの間隔をあけて、全員に以下の3つの行動をお願いしたそうな。
1.いつものように仕事をしてから50mgのカフェインを飲む
2.いつものように仕事をしてからニセのカプセルを飲む(中身は小麦粉)
3.いつものように仕事をしてから10分間だけ階段を昇り降りする
そのうえで、参加者のモチベーションや脳機能にどんな違いが出るかを調べたわけです。
その結果
・カフェインもプラシーボも、寝不足による疲れに関しては大した違いが出なかった。主観的な疲れは、どちらも同じぐらいであった。
・ところが、階段グループは違った。寝不足の疲れが消えてエネルギッシュになり、もっと活動的になった!
・階段による疲労の回復効果は、エクササイズをしてすぐに得られた。いっぽうで、50mgのカフェインは大した効果が見られなかった。
ようはカフェインよりも階段がやばい!!ということです。
ふくらはぎは"第二の心臓"ともいわれてますし、血流を早くして脳も沢山栄養補給できるからといった理屈でありましょう。
また、階段をのぼるペースはゆっくりでもOKってことです。
実験では30階分の階段を使ったそうですが、息がちょっとあがるくらいでいいと思います。
ということで、東京の建物だと階段がない建物のほうが珍しいですし
階段を目覚ましツールとして使うのは十分にアリなのかも。
とりあえず、昼頃眠くなっちゃうーとかって方には中々朗報だと思います。
眠気を感じたら階段を登って脳機能活性!をしてくといいですね。