No.12【科学的に正しい計画のたて方】

お世話になります!

山本です。

今の自分から変革を起こすには目標だては大事でありましょうが

自己啓発書等にも目標たてろだの計画たてろだの書いてあるのがほぼ常識にはなってます。


しかし目標や計画だてって難しいですよね。

 

そんななか科学的にも根拠のある計画だての仕方があったので紹介します。


これはアイオワ大学の実験で、
学生を対象に、全部で5つの実験が行われてます。

それぞれを下記の2グループに分けて調査を行ったと

A.目標に向かって時系列的に計画を立てる
例:まずは「ダイエットを半年で成功させる!」って目標を立てる

ダイエット成功から3カ月前の目標体重を設定

ダイエット成功から1カ月前の目標を設定

B.目標から現在に向かって計画を立てる
例:まずは「ダイエットを半年で成功させる!」って目標を立てる

ダイエット成功から1カ月前の目標体重を設定

ダイエット成功から3カ月前の目標体重を設定

みたいな
ものすごくざっくりですが

ようは積み立て思考か逆算思考ですね。


今回の実験では、学校の宿題や期末テスト、試験の理解力、仕事の面接といった場面で、効果をチェック。

その結果は

①簡単な目標(達成までのステップが2〜3ぐらい)の場合はどちらとも差は出ない

②複雑な目標(期末試験の準備とか)の場合は、Bグループのほうがモチベーションが上がり、プレッシャーは減り、実際のゴール達成率も激増した。

だったそうな。
難しい作業になればなるほど、逆算思考の方が有利になると分かりました。


研究者いわく、

「計画の立て方をシンプルに変えるだけでも、その成果には大きな違いが生まれる。

さかのぼって計画していくせいでゴールに具体性が生まれてやる気が出る可能性が高い。

積み立て思考の場合は、頭の中でゴールまでの障害のほうが強調されちゃって、モチベーションの低下につながるのではないか?」

とのこと。

たしかに積み立ての場合は自分が好きなことや短絡的な考え方にいきがちですからね


ということで目標だてはいかに逆算と具体化が出来るかが肝になりそうと改めて感じた次第です。