No.93【"同じ釜の飯を食う!"の科学!】

お世話になります!
山本です。

心理学的に、信頼関係作る方法は結構沢山ありまして


そんなかでもかなーり効果がある技のひとつ


同じ釜の飯を食う!の科学的メソッドをご紹介。

 

これはシカゴ大学の研究で、「食事と友情」の関係をチェックしたもの。

いかに食事がヒトの友情を左右してるかを調べたと。


まず、143人の男女にペアを組ませてから2つのグループにわけております。

①同じキャンディを食べる
②違うキャンディを食べる

 

その後、
全員に3ドルを配って「信頼ゲーム」(手持ちの金を分け合い、2人が裏切らなかったら金額が倍になるゲーム)をやってもらったんですね。


すると結果は
同じキャンディを食べたグループの方が成績がよかった!!
だいたい6セント程多くなった!!

 とのこと。
 

つまり、同じキャンディを食べただけでも2人のあいだに信頼が生まれたってわけです。


 このことは、別のお菓子や食事を対象にしたケース、食べないのと食べるので比較したケースとでも"同じものを食べる"グループが圧勝したらしいです。


これについて研究者いわく、
「ヒトの心理の基本的なレベルにおいて、「食事」は私たちの信頼を育み共同作業を促進する戦略として使うことができる。」


だそうで、"同じ釜の飯を食う!"は科学的にも信頼関係を生むメソッドとして非常に有用であると言えます。


仲良くなりたいひととご飯とかを食べるときにさらっと同じものを食べてみるのもいいんじゃないでしょうか。