No.76【自由になりたいなら偉くなれ!の心理学的根拠】

 

お世話になります!
山本です。

時間の使い方について色々思考しております。


時間は皆平等である!というものの
"時間感覚"は人それぞれ違うわけですし、
映画や好きなことをしてるときによくある、「あっという間に終わった!」と感じる、なにかに熱中して恍惚な気分が味わえる時間もあれば
かたや、つまらない作業を時間決めてやらされてるときの、凄く長く感じる時間もありますからね。


時間の感覚に着目すれば自分が今どれだけ没頭れば分かったりもします。


てことで私たちの時間感覚を作る要員の1つに「社会的な地位」によっても感覚が変動するということがありまして

それに纏わる話をご紹介。


これはカリフォルニア大学が行った実験によるもの。

被験者を半分に分けて
①自分が面接官になった姿を想像するように指示
②面接を受ける立場を想像するように指示。

というグループ分けをして実験したんだそうです。


その後、被験者に時間感覚にまつわる心理テストをしたところ

すると結果は
・①の面接官を想像したグループのほうが、 「忙しくは感じない」「私は時間に余裕がある」と答える傾向が高まった!

とのこと


何故こうなるかというと
権力は「自分は時間をコントロールしている」という感覚を生み出すため、

それだけ心に 余裕が発生し、まるで時間が増えたかのような気持ちになっていくわけです。


たしかに組織のしたっぱになればなるほど命令されることやご機嫌とりに気を使う等して、自分の自由が束縛される機会が多くなりますからね。


まぁ、すぐに権威を手に入れろ!とか偉くなれ!というのは難しいところですが

パフォーマンスを高め、時間の質を上げるためにも出世して権力を得るのもわるくないかもですね。