No.44【時間がない!は錯覚だった!?】

お世話になります!
山本です。

 

忙しい!や時間がない!という状態ってありますよね。

現代人なら誰もが経験したことあると思います。
ただ、忙しくても時間を作れれば更なる成長が待ってたりもしますのでなんとか、忙しいスパイラルからは脱却したいところです。


とはいえ、時間が本当にないのか??はきっちり把握すべきでしょう。
今回は忙しい!は意外と錯覚かもよ?って話をご紹介。


これはOECDという、先進国35ヵ国が加盟する経済動向等を調査する国際機関による調査で明らかになっているのが

1970年代の日本人は平均で年間2200時間ほど働いていたとあります。(大体土日祝抜きで1日8時間超くらい働いてる)

が、2016年時点では1713時間まで下がってるとあるんですね。 (大体土日祝抜きで1日7時間くらい働いてる)

因みに2016年の主要国の年間労働時間は
ギリシャ→2035時間
ロシア→1974時間
アメリカ→1783時間

なんで日本は長時間残業が問題になっているものの、総合的には働く時間自体は大きく下がってるんですよ。


にも関わらず忙しいと感じる人や言葉に出して言う人が減らないどころか多くなっているという事実があります。ちなみに、これは日本のみならず各国でも起きてる問題のようです。

 

じゃあ空いた時間は消えてしまったのか?

というとそうではないようであることが証明されてます。

これはペンシルバニア大学の社会学者であるジョン・ロビンソン博士によるアメリカ人を対象にした調査によるものですが

・多くのアメリカ人は「自分は週に60~64時間は働いてるはずだ!」と回答した。
・だが実際に計測した1週間の労働時間の平均は44.2時間だった。


とのことです。この結果をもとにアメリカ以外の国でも似たような調査を行ったら同じような傾向がやっぱり出たんですって。

ロビンソン氏いわく
「「やることが多すぎる」という感覚は、現代ではおなじみのものだ。そのせいで、多くの人は人生をコントロールできていないような感覚におちいってしまう。

ところが、実際に現代人の時間配分を調べてみると、どこにも「やることが多すぎる」という事実は存在しない。これはパラドックスだ。

「あなたたちは、本当は毎週ごとに30〜40時間の自由時間を余らせているんですよ」と言っても、誰も信じてはくれないだろう。」


とのことです。

忙しい忙しい言うわりには、トイレが壊れたら修理もするし、親戚に不幸があったら時間を作るのが人間であるように

多くの人は"忙しい気がするだけ"という錯覚を感じてるのかもしれませんね。

時間は見えないし、多くの場合無駄にしてるであろう時間には気付かないものです。
自分の時間が本当にあるのかないのか、錯覚に惑わされず見定めていきましょう。