No.40【多すぎる選択肢が決断力を鈍らせる】

お世話になります!

山本です。

色々な情報が錯綜するこの世の中ですが、現代人の我々はその情報を見聞きして常に判断選択をしてます。

勿論大は小を兼ねるといった具合で、選択肢は多い方がいいときもありますが、


重要な決断をするとき、あるいはしてもらいたいときは選択肢を狭めるのも大事っ!
っていうお話があるので紹介します。

 

これはコロンビア大学シーナ・アイエンガー教授の著作にもある面白い実験から紹介しますけれども


あるスーパーの試食コーナーに下記の二点で売上にどのような差が出るか実験したそうな。

①24種類のジャムを揃えた試食コーナー
②6種類のジャムを揃えた試食コーナー

ほんでどうなったかというと

①来店者のうちの約60%が立ち寄る
②来店者のうちの約40%が立ち寄る

24種類のジャムが置いてあるときのほうが沢山の客数が集まったんですって


だがしかし


②の6種類の時は試食した客の30%がジャムを買った!(つまり全体の12%)
①の24種類だと試食客で買ったのは3%にすぎなかった!(全体の1.8%)

っていうあべこべの結果が出たそうで

このことから

絞り込んだ選択肢を提示したほうが結果に繋がりやすいということが言えるわけであります。

 

多すぎる情報は確かに、量として豊富なんだけれども
人は選択肢や思考回数が多いと、意志の力を使い過ぎて決断を先伸ばしにしやすいってことなんでしょうな。


だからどんなに大量に素晴らしいツールを持ってても、伝える情報は的を絞って伝えたほうが有効だよっていうことですね。