No.33【「考えるな、、、感じろ!!」の科学的根拠】

お世話になります!

山本です。


直観型か論理型かあるいは両方兼ね備えたハイブリッドか、、、

皆さんは自分はどれだと思いますか?


何事も迷った時は直感で決めると上手くいく、とはよく聞く話ですが、果たして本当にそうなのか?と思う方も多かったはず


最近の科学ではその根拠が証明されつつあります。

ということで、判断に困ったら直観に従え!という話をご紹介します。


これはロンドン大学が行った研究によるもので

10名のボランティアの人に、
一枚の絵の中に、あるデザインの図形と、それとは異なる様々な図形が650種描かれた絵を見てもらいます。

そのなかには元のデザインが裏返しだったり、逆方向になったりしたものが多く散りばめられてるんですが
元のデザインとまったく異なる図形を選択しろという問題をやらせたと。


その図形を選択する際、考える時間を全く与えないで直ぐに答えてもらったり、

或いはある程度の時間を与えて見直す時間のある条件下で答えてもらい、その正解率を比較したんだそうな。


その結果
・見直す時間がない場合は正解率は95%だったのに対し
1.5秒程度の見直しが許される環境下では70%の正解率に低下していた! 

・ただ、見直しの時間を4秒以上にすると、正解率は上がり、直感で判断した時と同じ正解率になった!

って結果に!

研究者によると
「理性的な脳の判断と直感的な脳の判断が異なる場合は、十分な時間があればその違いを確認し、正確な判断ができるようになる。
しかし、そのような理性脳が働くには、目を通して情報が脳に到達し、判断しなければならない。

ところが、脳がその判断をする前に元の図形が消えてしまったりすると、理性脳の判断と直感による判断とがごちゃごちゃになり、正解率が低下してしまうのではないか。」

とのこと。

以上のことから
判断に困ったときにはむやみやたらに悩まないほうがよさげであると言えるでしょう。


土壇場になってくよくよ悩んでも、いい結果って確かに結び付き辛いなぁと思いますし、この結果には納得してしまいました。

ということで、直観に関しては研究によって素晴らしさが認められているという話でございます。


くよくよ悩むくらいなら即断する!
ってのも悪くないかもしれませんね。