No.19【本を読んでも内容がめっちゃ頭に残る!技法】

 

お世話になります!

本を読んでも頭に残らない!ってよくありますよね


僕も昔は、本を読んでも1度読んだくらいじゃ10%も残ってないのが正直なところでした。
 
それが科学の世界では、そんな悩みを解決する方法が実は証明されとるんですねー。

 

私もそれを使ったら本当に定着率が良くなったので、ご紹介。
 


これはエジンバラ大学の実験で、61〜87才の男女33人が対象。
まずはみんなに短い小説を2本ほど読んでもらい、全体を2つのグループにわけたんですな。
 

①"なにもしないでボーッとする"
この実験では、暗い部屋で10分ほど目をつぶってもらった。
ぼーっとしてるときに何を考えててもいい
大事なのは新しい情報を頭に入れないこと。

②"読んだ本とは関係ない、ゲームや等を楽しむ"
間髪いれずに新しい情報と触れ合う機会を作っていく。


そんな感じで被験者に指示してました。
 
その後、すべての参加者に対して、
90分後と1週間後の2回にわけて「できるだけ細かくストーリーを思い出してください」と指示したところ、

 

・なんと①グループの方は記憶の定着率が10%高かった!

 

って違いが出たんだそうな。
たかだか10分の休憩を取るだけでも格段に頭に残りやすくなるわけっすね。

 

今回の実験で研究チームは次のように述べてます。
「秒単位では新たな記憶は形成されない。実際は、なにかを学習したあとの最初の数分に何をするかで、新たな情報が1週間後も記憶に定着するかどうかが決まる。

 これまでの実験でも、「新しい情報」を記憶に残すためには、初期の記憶形成プロセスのタイミングをはるかに越えて、より多くの神経プロセスを起こさねばならないことはわかっている。」

 
とのことで情報をインプットし続けると馬耳東風という言葉通り、どんどん垂れ流しになってしまうのが記憶の性質で

ちょっとでもほかの情報を遮断して思考を巡らす時間を設けるといいと言うことですね。


記憶ごとをしたいときとかには使えるのではないでしょうか。