No.99【今晩エ○チしませんか?と聞きまくるとんでもない研究があったぞ!】

 

お世話になります!
山本です。

お金のことや能力アップ系の心理学とかが多い等コンテンツですが、

 

ちょっと今日はうってかわって、男女の恋愛の某っぽいやつを投下。

なにかっつうと
道行く知らない男女に「今晩エッチしませんか?」と聞いたらどうなるかを調べた面白い研究があってですね。
ご紹介します。


これはフランスのブルターニュ南大学の実験によるもの。

まず研究者は4タイプの男女を用意します。

①イケメン
②冴えない男
③美女
④冴えない女

 
みたいな感じ 
そんで道ゆく男女に以下の2パターンで声をかけたんですね。


1.「家でお酒を飲みませんか?」
2.「今晩エッチしませんか?」

 
凄いアグレッシブな研究だなーと思いつつ、

『研究のため!っていう大義があれば人は積極的になれるんだ!』と個人的には思いました。

 
そんで本研究の結果は-----------

1.「家でお酒を飲みませんか?」の場合
①イケメンには57%の女性がイエスと回答
②冴えない男には23%がイエスと回答
③美女には97%の男性がイエスと回答
④冴えない女には80%がイエスと回答


2.「今晩エッチしませんか?」の場合
①イケメンには3%の女性がイエスと回答
②冴えない男にはイエスの回答なし
③美女には83%の男性がイエスと回答
④冴えない女には60%がイエスと回答

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という感じだったそうで。


科学的にもやっぱり男性のがガードがゆるいというかなんというか

それでもイケメンからの自宅での飲みの誘いが50%超えてることに驚きなのと

冴えない男でも23%もお酒を飲む誘いが成功してしまうというのに更に驚いてます。

 

案外あたって砕けろって言葉もそういう意味じゃ有効なのかもしれません。
通報されない程度にやってみるのもいいんじゃないかと。(笑)

No.98【喜びの感情のワナ!的な話】

 

お世話になります!
山本です。

人の感情のあれこれを日々研究してます。


当コンテンツにおいても
怒りの感情はつかいようだよ!

( No.8【怒ってる!を有効利用しようの心理学】
 https://weeeeenn.hatenablog.com/entry/2018/06/19/183825)

だったり。

悲しみの感情にもメリットはあるよ!

 (No.60【悲しい感情にも使い道がある!?】
 https://weeeeenn.hatenablog.com/entry/2018/08/10/220022)

だったりを話したことがあります。

 


怒り、悲しみ、と来て次は喜びの感情の話

 
実は最新の心理学において喜びの感情はかならずしもプラスをもたらすかどうかは疑問であるとの見解が多かったりします。

今回はそんな喜びの感情の性質の話をご紹介。


これはオハイオ州立大学のラウント博士らが自身の研究から結論をつけたもの。


たとえば、ラウント博士が行った実験のひとつで

まず参加者を
①楽しい雰囲気が沸き出るようなワークを行って楽しい雰囲気を作ったグループ
②感情が動かなそうなワークを行ったグループ


みたいな具合に分けるんですね。

そんで、人の顔写真を複数個見せて、どんな人に見えるか?信用できそうか?等を聞いたんですね。

 


結果は
・②の通常状態のグループは表面的な印象に流されず、慎重な判断を下した!
・ところが①の楽しい雰囲気グループは見た目の手がかりだけで良さそうな人には信頼感を抱き、悪そうな人には不信感をいだく傾向が見られた!!


つまり「嬉しい気分のときには、表層的な手がかりを頼りに、安易に状況を判断する傾向がある」って感じです。

 

この他にも多数の実験からラウント博士は見解を得て次のようなコメントをしてまして 

「幸せなときには、情報を注意深く分析しようというモチベーションが減るのだろう。

これはビジネス現場でも同じだ。

クライアントとの大切な会議では、相手を良い気分にさせようと高級な弁当を用意しようと思うかもしれない。しかし、もしあなたがまだ十分な信用を得ていなかったら、この意図は裏目に出るかもしれない。」

だそうです。


これは裏を返せば、自身がパッと見の印象をよくなるよう準備して、感情を高めるように働きかけるとビジネスも成立しやすくなるってことでありましょうな。

また、逆もしかりですので、自身の感情が喜びや楽しいで満たされてるときは、注意が必要かもしれませんね。

巨額の投資をするときとかは自身の感情と見てくれだけで判断してないか注意したいところ。

 

てことで、喜びの感情のときほど重要な決断をすぐに下すのではなく、慎重に判断するようにしたいですな。

No.97【計画的にサボるのがいい!?】

 

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山本です。


ダイエットや習慣とかって、毎日続けなきゃ、継続しなきゃと思いがちですよね。


それが出来れば苦労はせん!って方は多いと思いますが

実は最近の心理学においては
、計画的にサボることが実はいいんじゃないか?等と言われてます。

面白い話なんでご紹介。


これはポルトガルカトリック大学の実験で、まずは36名の参加者を以下のグループにわけたんですね。

  
①週一のサボりの日を作って2週間のカロリー制限
②普通に2週間のカロリー制限

 
ようは、週1回だけ、好きなものを好きなだけ食べていい日を作るって感じです。


すると、

結果は
・チートデイを作ったグループのほうが体重が減少する傾向が見られた。
・ダイエット期間中のセルフコントロールの感覚がアップ!
・ダイエットがより楽しいと感じられた減量へのモチベーションがより高くなった

 

などの変化が出たんですって。
 
この結果について研究者は
「特定の行為や習慣をおさえ続けていると、やがて「どうしても抗えない衝動」が首をもたげてくる。

この衝動は自己コントロールの能力を破壊し、結果として以前よりも事態は悪くなってしまう。

 
今回の実験データは、シンプルで効果的な自己管理のヒントになるだろう。目標を達成するには、あらかじめ「快楽にふける瞬間」を計画しておくのが大事だ。
その快楽は、良いことでも悪いことでも構わない。それだけで目標達成の可能性は格段に高まる。」

 
つまり今回のポイントは
・皆誘惑に負ける形でサボるから、罪悪感等で精神的にきつくなり意志の力がないと思いこんで失敗する。
・計画的にサボることで、精神的にもよくなり、細かなご褒美がゴールへのモチベーションを高める。
・精神的にも安定するから理性が感情に強くなり自己コントロール能力が高まる。


そんな感じです。


仕事ができる人はガス抜きも上手なんてよくいいますがそことも通じて来そう。
上手くサボっていきたいですね。

No.96【続きが気になって眠れない!を有効活用しようの科学】

 

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山本です。


ドラマとか、続き気になっちゃいますよね。


全て完成されたものよりは未完成でまだ続きがあるもののがなんか記憶に残ってしまうのが人間だったりします。


というのも心理学においては、
未完成のもののが記憶において優先されるよ!っていうのを

ツァイガルニック効果

という心理法則によって説明されてたりするんですね。

知っとくと便利なんで、ツァイガルニック効果についてのあれこれと具体的な使い方等をご紹介。

 

この「ツァイガルニック効果


ロシアのクルト・レヴィンという人が「目標が達成されていない場合は緊張が持続するが、目標が達成されると緊張が無くなる」
ということを軍隊を見て言ったのを

それを心理学者ブルーマツァイガルニック博士が実験や調査により証明したんですね。


具体的には、被験者を下記の2つのグループに分けて簡単な課題をやってもらうんですね。


①最後まで課題を完了させる!
②完了しそうになるとストップを掛けて次の課題に移らせる!

因みに課題は計算問題とか、単語の暗記的なやつです。


そして、全てが終わった段階で、「今やった課題の中にはどんなものがあったのか?」について質問するんですが

すると結果は、、、
・最後までやらせてもらえなかったグループの方が約2倍の数の課題を答えることができた!


2倍はなかなか、、、ですね。

ってところからツァイガルニック博士の名前を付与して「ツァイガルニック効果」と名付けられました。


この「ツァイガルニック効果」は

学習や仕事、はたまたビジネスや恋愛等のコミュニケーションにおいても幅広く使えてしまうんですが


私も多用してます(笑)


例えば学習とかでいうと、
時間をくっきり区切って読書とかマインドマップとか書いてるんですね。

25分作業5分休むみたいな

 

そうすると、時間が明確になってるんで余念なく作業に打ち込めますし

余念なくやっててもアラームがなると、未完の状態で終えなくてはいけないんですが


全て完了させるよりも、頭んなかで復習や続きを想像しやすかったりしますね。


みたいな。

コミュニケーションにおいては
様々なスキルや知識を持ってる私ですが、敢えて催眠術とか速読術的なのは全てやらないか、次回やろうね的な感じにすることが多いです。


その方が印象に残るかなと、敢えてしてたりします。

 

私自身が実用してるのは主にはそんな感じですが

「まだ終わらない!
続きがあるんだ!」

と思わせるのがポイント。


ということで、敢えて完了させないで未完のままで終わらすのもたまに使ってみましょう。

No.95【自然が体にはいいんだけど、"ニセモノ"の自然でもいい!?的な話】

 

お世話になります!
山本です。


以前自然に触れるといいぞ的な話を書きました

( No.73【たった5分緑の中で歩くだけでリフレッシュできる!?】
https://weeeeenn.hatenablog.com/entry/2018/08/23/210227
↑参照)


実は"ニセモノ"の自然でもバカに出来ない効果が期待できるらしいですよ。
そんな話をご紹介。

こらはアムステルダム自由大学の実験によるもの。

60人の学生に複雑な数学の問題を解かせて精神的なストレスをあたえた後、

下記の2グループに別れて検証したそうな。
①緑が豊かな公園の写真を5分だけ見せる。
②一般的な都市の光景を眺めるように指示。

ようは自然の写真でも効果が出るか調べたんですね。


そんで全員の自律神経を計測したんですね。
すると結果は
・公園の写真を見た学生は2倍も副交感神経が活性化し、心拍数も有意に低下してた!!


って結果に!
バッチリ自然の写真が効果を及ぼしました。

いまのは風景の話
因みに自然音についても研究が進められてまして。

これは2017年にサセックス大学が行った実験ですが、
風の音や虫の声を5分25秒ほど聞いた被験者は、車のエンジンやオフィスのざわめきを聞いたときよりも、有意にリラクゼーション反応が起きた!!

等といった具合です。
よくYouTubeにも落ちてますよね。

 

ということで、都内で暮らす我々には朗報かなと。

すぐに自然から効果を得るには、スマホの背景を自然にしたり、リラックスするときはYouTubeで自然音を流せばいいわけですからね。


てな感じで、自然と触れ合うのは難しい!って方は試してみてください。

No.94【自由はすばらしい!科学的にもすばらしい!】

 

お世話になります!
山本です。

自由っていいですよね。
誰かに言われてやるより自分で自由に決めたい!とは誰もが思うことでしょう。


実は自由であることで得られるメリットは科学的にも明らかになってるんですね。
そんな話をご紹介。


これは1976年、ハーバード大学のエレン・ランガー博士らが行った実験によるもの。

老人ホームに暮らす老人を2つのグループに分けて下記の指示をしたんですね。

①普段よりも自由に生活するように誘導。
自由ってどんな感じかというと
→植物の世話をするかどうかは自由
 どの夜に映画をみるかも自由
みたいな。

②入居者の世話は全てスタッフが行うと書かれた紙を手渡し
植物の世話も映画も何一つ自由には決められない状況。

みたいな感じです。
②番はやだなぁ

 

そんでまず3週間後の結果は、、、
・①の自由に選択できたグループのほうが働きも活発で幸福度も高かった!
社交性も上がり、様々な行事や活動に積極的に参加するようになった!

 


また、実験の18カ月後にまま同じ老人ホームで追跡調査をしたらしい。
すると、、、

・①の自由グループはより活動的で、自主的に行事等に参加する傾向がみられた!

・さらに実験開始から追跡調査をおこなうまでの間亡くなったひとの割合は、②のホームに世話をしてもらったチームが30%だったのに対し、①の自由に決められたグループは半数の15%だった!

いやー。
結構ショッキングな実験結果ですな。

 

自分の自由に選択し決断することが多い人のほうが活発でストレスも少なく、長生きできるということですな。
自由になった分選択や決断力のために脳を働かせることができるから、尚更高齢の方にはいいかもな気がしてます。


確かに自分で決断して自由な道をひた走る経営者さんやフリーランスの人はどこか若々しさを感じるところはありますからねぇ。


健康やメンタルにおいても大事ってことになりそうですし、自由に物事を決められる環境に身を起きたいですな。

No.93【"同じ釜の飯を食う!"の科学!】

お世話になります!
山本です。

心理学的に、信頼関係作る方法は結構沢山ありまして


そんなかでもかなーり効果がある技のひとつ


同じ釜の飯を食う!の科学的メソッドをご紹介。

 

これはシカゴ大学の研究で、「食事と友情」の関係をチェックしたもの。

いかに食事がヒトの友情を左右してるかを調べたと。


まず、143人の男女にペアを組ませてから2つのグループにわけております。

①同じキャンディを食べる
②違うキャンディを食べる

 

その後、
全員に3ドルを配って「信頼ゲーム」(手持ちの金を分け合い、2人が裏切らなかったら金額が倍になるゲーム)をやってもらったんですね。


すると結果は
同じキャンディを食べたグループの方が成績がよかった!!
だいたい6セント程多くなった!!

 とのこと。
 

つまり、同じキャンディを食べただけでも2人のあいだに信頼が生まれたってわけです。


 このことは、別のお菓子や食事を対象にしたケース、食べないのと食べるので比較したケースとでも"同じものを食べる"グループが圧勝したらしいです。


これについて研究者いわく、
「ヒトの心理の基本的なレベルにおいて、「食事」は私たちの信頼を育み共同作業を促進する戦略として使うことができる。」


だそうで、"同じ釜の飯を食う!"は科学的にも信頼関係を生むメソッドとして非常に有用であると言えます。


仲良くなりたいひととご飯とかを食べるときにさらっと同じものを食べてみるのもいいんじゃないでしょうか。